視覚障害者及び一般社会への点字の普及をめざす「特定非営利活動法人日本点字普及協会」

■文字の大きさ

■色反転

点字とは

 洗濯機(せんたくき)(かん)ビールについているボツボツに()づいていますか?

 このボツボツが点字です。

  ボツボツの点のわせを、さわってむことを最初さいしょかんがえたのは、フランスのシャルル・バルビエ(1767~1841)という人でした。バルビエがかんがえたのは12点のわせでしたが、それをいまかたちつくり上げたのがルイ・ブライユ(1809~1852)です。

 ルイ・ブライユは、3(さい)(とき)に目が見えなくなって、パリの(もう)学校(がっこう)にいました。そしてシャルル・バルビエの12点点字に出会(であ)いました。それまでは普通(ふつう)文字(もじ)()き上がらせて()んでいましたから、(もう)学校(がっこう)生徒(せいと)たちは、自由(じゆう)()んだり()いたりすることができませんでした。

 ルイ・ブライユは、シャルル・バルビエの点字をすぐに(おぼ)え、()んだり()いたりできることに感激(かんげき)しましたが、もっと(はや)()めて、もっと便利(べんり)にできないだろうかと、一人(ひとり)(かんが)え、工夫(くふう)して、16(さい)(とき)(いま)の6点点字を(つく)り上げたのです。

 ルイ・ブライユの(かんが)えた点字は、明治(めいじ)時代(じだい)日本(にほん)にも(はい)ってきました。東京(とうきょう)(もう)亜学校(あがっこう)先生(せんせい)だった小西(こにし)信八(のぶはち)(1854~1938)は、生徒(せいと)にローマ字で(あらわ)した点字を(おし)えました。それを()()きした生徒(せいと)小林(こばやし)新吉(しんきち)は、自分(じぶん)文字(もじ)()けることにとても感激(かんげき)したのです。小西(こにし)(のぶ)(はち)は、その様子(ようす)をみて日本(にほん)の点字を(つく)ることを(かんが)えました。

 そして(もう)学校(がっこう)先生(せんせい)生徒(せいと)(あん)()ちより検討(けんとう)しました。その結果(けっか)先生(せんせい)だった石川(いしかわ)(くら)()(1859~1944)の(あん)採用(さいよう)されて、日本(にほん)の点字ができあがりました。日本(にほん)の点字ができあがった11月1日を日本(にほん)の点字制定(せいてい)記念(きねん)()といいます。

 点字は点でできていて、ちょうどゆびの下におさまり、六つの点のいろいろなわせがゆびはや正確せいかくめるようになっています。

 (たて)に3()(よこ)に2()の六つの点が一つの単位(たんい)(マス)となり、点があるかないかのいろいろな()()わせで、仮名(かな)数字(すうじ)・アルファベット・記号(きごう)などを(あらわ)します。

 六つの点の()()わせは、6点全部(ぜんぶ)がある場合(ばあい)と、一つもない場合(ばあい)(くわ)えると64(とお)りできます。

 五十音や句点(くてん)(マル)・読点(とうてん)(テン)、いくつかのカギやカッコなどはこれでできますが、「がぎぐげご、ざじずぜぞ」や「きゃきゅきょ、ぎゃぎゅぎょ」などもあわせると、とても一つのマスでは日本語(にほんご)(あらわ)せません。そこで、二マス使(つか)って(あらわ)文字(もじ)もあります。また記号(きごう)は3マスを使(つか)場合(ばあい)もあります。

 点字の一覧表(いちらんひょう)がありますので、みてください。

 これらの文字(もじ)仕組(しくみ)みや点字のきまりは、下のサイトなどを参考(さんこう)にしてください。

 【参考】

 ひとりで学べるたのしい点字  http://www.tenji-naiiv.net/

 全視情協 「点字など」  http://www.naiiv.net/braille/

 日本点字委員会 「点字を読んでみよう」   http://www.braille.jp/topics/yonndemiyo.html

 

 

<テキスト>

 「G-10とマナブくんの点字教室」全視情協

 「初めての点訳 第2版」全視情協

 

<ルイ・ブライユの伝記や点字の歴史を知るには>

 「ルイ・ブライユの生涯 天才の手法」日本点字委員会

  「ブライユ」偕成社